リンジー・ローハンとの仕事はヒヤヒヤの連続 プロデューサーが激白
リンジー・ローハンのカムバック作となるテレビ映画「リズ・アンド・ディック(原題) / Liz & Dick」のプロデューサーは、撮影のスタート前から大変だったようだ。
26歳のリンジーは、これまでに6回逮捕されており、リハビリ施設には5回入院。刑務所にも収監された経験があり、判決の一部として536時間の社会奉仕活動を行っている。そんな彼女を起用するのは非常にリスクが高かったとプロデューサーのラリー・トンプソンは語る。
「最初にリンジーと会ったときは、2つの事件で執行猶予となり保護観察状態にあった。出演契約を結ぶときには1つに減っていたけど、彼女が執行猶予違反を犯した場合は大変なことになる。万が一彼女が何かしでかしても製作を中止しなくて済むよう、ロイズ・オブ・ロンドンで保険を掛けたんだ。僕らはそれを『収監保険』と呼んでいたよ」とラリーはEntertainment Weekly誌にコメントしている。
なんとか撮影を終えたラリーは、リンジーと仕事をした体験をすごい例えで表現。「リンジーだけでなく、今後彼女と一緒に仕事をする人の幸運を祈る。でも、これだけは言っておく。リンジーと一緒に仕事をするのは、高度1万フィート(約3,000メートル)の飛行機から、ナイロン生地と糸とミシンを持って飛び降りるようなものだ。自分のパラシュートを必死に縫いながら急降下をするような気分だったよ」とヒヤヒヤだったことを明かしている。(BANG Media International)