警察、暴力団、会社会長、狙撃選手らが団結した復讐虐殺 実在の事件描く映画『26年』が公開へ<韓国JPICTURES>
[韓国 22日 JPICTURES]映画『26年』のマスコミ披露試写会が現地時間11月22日ソウル広津(クァンジン)区紫陽(チャヤン)洞ロッテシネマ建国大店で開かれた。この日チョ・グンヒョン監督と俳優イム・スロン(2AM)、ハン・ヘジン、ペ・スビン、ジング、イ・ギョンヨン、チャン・グァンなどが参加して会場を華やかにした。
この日、クォン・ジョンヒョク役のスロンは「映画を観ている間ずっと、気持ちがなんだか詰まったようになる感じだった。横にいらっしゃる先輩たちに迷惑を掛けずにこの席に立つことができて、幸せで光栄だと思う」と映画に出演した感想を伝えた。キム・ジュアン役のペ・スビンは「映画を観ていて、出演して本当に良かったと思った。多くの方々が観てくれたら良いと思う」と感想を伝えた。
20~30代の俳優たちにとって、軍事政権の場面は表現しにくかったのに対し、キャラクター研究をどのようにしたのかという質問にハン・ヘジンは「この映画を理解する前にケオムの痛みに対しては考えることができず、映画に近づきにくかったことは事実だ。それでドキュメンタリーと時事番組、そして映画『5月に』と映画『ハッカ飴』を観て多くの勉強をしたし、共感しようと努力した」と答えた。スロンは「若いからその時代の状況がわからないことがあったが、映画にキャスティングされてからすぐに新聞を読んだ。新聞を読んで政治と歴史、社会経済のことがたくさんわかるようになって、映画だけではなく韓国の政治についてもたくさん学習できた」と話した。
映画『26年』は1980年5月、光州(クァンジュ)で実際に起こった虐殺事件に関わった組職暴力団、国家代表射撃選手、現職警察、大企業の会長、社説警護業社室長たちが26年後のその日、虐殺の主犯である「あの人」断罪のための作戦を広げるアクション復讐(ふくしゅう)劇。過去を経験した人々には痛みの治癒を、現在の観客にはアクション復讐(ふくしゅう)劇としての楽しさ、そして感動を与えるはずだ。(Jpictures Syndicate)