ピース又吉、宮迫の入院をニュースで知り驚き! 1か月前は元気だった
お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が2日、書籍「鈴虫炒飯」刊行記念サイン会を新宿の飲食店・粥麺茶房(かゆめんさぼう)で開催。吉本の先輩・宮迫博之が近日中に入院することに「僕もニュースで知りまして」と驚きを隠せない様子で、「1か月前にお会いしたときは元気でした。僕も相方も雨上がり(決死隊)さんの番組によく出させていただいてますし、お世話になってるので元気になってほしい。お見舞いに行きます」と宮迫の容態を気遣っていた。
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昨年出版した「第2図書係補佐」が11万部突破のロングヒットを記録中の又吉の新刊は、書道家・田中象雨とコラボした新・四文字熟語集。「恋文炎上」「裏声柔道」「夕焼左折」「月光心猿」など又吉が編み出したおよそ120個の四文字熟語を田中が書道で表現した内容になっている。 元々は3年ほど前に田中の書道展用の作品として依頼を受けて作ったのがきっかけだったといい、「僕が考えた四文字熟語それぞれの内容に合わせて筆の強さや繊細さで表現していただいているのでそういうところも見ていただきたい。自分の本が出るのは感動的です」とアピール。
収録されている作品はほとんどが実体験から浮かんだもの。報道陣からネガティブな作品が多いことを指摘されると「前向きなことはないかもしれない。何でなんですかね」と苦笑い。お気に入りの作品も「幹事横領」で、その所以(ゆえん)は「今まで幹事をしたことはないけど、幹事にはリーダーシップのある人という幻想があって、そういう人に裏切られたら怖いなという意味です」と説明。身近な所では相方の綾部祐二がよく幹事をしているというが「幹事でお金を集めている光景も良く見ますね。でもその辺はしっかりしているので大丈夫です」と綾部の誠実な一面も明かしていた。
収録作品以外にもイベントで四文字熟語を披露し、相方については「熟女王子」、宮迫には「面白先輩」、自身の今年のクリスマスには「孤独三太」と即興で考案。また、同書の刊行を記念して今月21日まで東京・西荻で「鈴虫炒飯をさがせ! 西荻・四字熟語散歩」と題したイベントも開催中。(取材・文:中村好伸)
「鈴虫炒飯」は発売中(税込1470円)