藤原紀香と渡部篤郎、野沢尚が遺した企画のドラマ化で初共演!ラブサスペンス「女と男の熱帯」
女優の藤原紀香と俳優の渡部篤郎が、来年1月からWOWOWで放送される連続ドラマW「女と男の熱帯」(全6話、第1話無料放送)で初共演することが明らかになった。同ドラマは、2004年に亡くなった脚本家・野沢尚さんが遺した企画を映像化した大人のラブサスペンス。演出は、ヒットドラマ「愛していると言ってくれ」、映画『余命』などを手掛けた生野慈朗が務め、永山絢斗、YOU、安田顕、市毛良枝、山本圭、吉田栄作らが藤原&渡部と共演する。
北野武の初監督映画『その男、凶暴につき』の脚本も手掛けた野沢さんが生前、温めていたという企画をドラマ化した「女と男の熱帯」は、“熱帯”のような過酷な現代社会で出会った男女が恋に落ち、社会の闇へと足を踏み入れるさまを描いた物語。企業の暗部を映し出し、ジャーナリズムを織り交ぜるなど社会派の一面もあるドラマだ。
テレビ局のやり手記者・苑子を演じる藤原は、脚本を初めて読んだときのことを振り返り、「じっとりと汗がにじんでくるような感覚に陥り、まさに『女と男の熱帯』を体感しました」とコメント。「最近ではあまり目にすることのできない、我々世代の大人が、理性を超えて、衝動的に惹かれ合う激しくも悲しい愛の形を描いたラブストーリー」と本作の見どころの一つを紹介した。
苑子(藤原)の取材対象者で、社会の陰謀によって殺された家族の復讐(ふくしゅう)を誓う男・進藤役の渡部は、「藤原さんとは、初めてご一緒させて頂くことになりますが、現場主義なのでこれから撮影が始まるのをただただ、楽しみにしています」と初共演に期待し、「藤原さんにはたくさん力を借りると思いますが、お互いにとって撮影を思いきり楽しいものにしていきたいですね」と抱負を語った。脚本は、ドラマ「鍵のかかった部屋」、映画『プリンセス トヨトミ』の相沢友子が担当する。(編集部・小松芙未)
連続ドラマW「女と男の熱帯」は2013年1月20日から毎週日曜夜10時よりWOWOWで放送(全6話、第1話無料放送)