世界は2012年12月21日に滅亡しません!米政府が公式発表
世界は2012年12月21日に滅亡しないとアメリカ政府が公式サイトUSA.govで見解を表明している。この2012年12月21日世界滅亡説は古代マヤ文明が予言したもので、ローランド・エメリッヒ監督のディザスター映画『2012』などでも題材にされている。
21日が近づくにつれインターネット上で終末説がささやかれるようになったことを受け、アメリカ政府は「彗星が大変動を引き起こす、惑星が地球に衝突するというようなことはありません」と数々のうわさを否定。「世界が2012年12月21日もしくは2012年中に滅亡することはありません」と断言した。
2012年終末論を真に受けているアメリカ人は数多くいて、 NASAには世界の終りを危惧する手紙が何千通も寄せられているとのこと。NASAのある科学者は「11歳ぐらいの子どもたちから週に1回は『世界の終りが近付いているために気が滅入って自殺を考えている』という内容のメッセージをもらいます」とコメントするなどなかなか深刻な問題になっているようだ。それだけに今回アメリカ政府が公式の声明を出すことになったのだろう。(編集部・市川遥)