イアン・マッケラン、前立腺がん告白「6、7年闘ってきた…」
英名優イアン・マッケランが、6、7年もの間、前立腺がんと闘っていることを明かした。Mirror Onlineが報じた。
「わたしには6、7年間、前立腺にがんがあります」と明かしたイアン。がんが広がらないよう日々を送っているものの、「定期的な検診を受けていますが、がんは広がっていません。そのため、どんな治療も受けていません」と話した。
イアンは現在73歳。60代からがんと闘ってきたことになる。14日には『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに引き続きガンダルフ役を務めた最新作『ホビット 思いがけない冒険』が日本公開されるほか、「X-MEN」シリーズ、映画『ダ・ヴィンチ・コード』にも出演。1980年代、ゲイをいち早くカミングアウトした俳優としても知られている。
「多くの男たちが前立腺がんで亡くなっているが、完治できるがんの一つにすぎない」と力強いコメントも寄せたイアン。現地時間12日には、イギリスで開催される『ホビット 思いがけない冒険』プレミアにも出席する予定。(編集部・島村幸恵)