トム・クルーズ主演作、プレミアが延期 米小学校銃乱射事件の影響で
トム・クルーズの主演映画『アウトロー』のプレミアが延期されることになった。14日にアメリカ・コネティカット州の小学校で発生した銃乱射事件の影響を考慮したためだという。The Hollywood Reporterなどが伝えている。
配給のパラマウント ピクチャーズは現地時間14日、「コネティカット州ニュータウンで発生した悲劇の被害者家族への哀悼の意を示すため、15日にピッツバーグで予定していた『アウトロー』プレミアを延期することにしました」と発表。新たな開催日時、公開スケジュールへの影響などは、現在のところアナウンスされていない。
同銃乱射事件では、子ども20人を含む26人が死亡、1人負傷。容疑者の男は死亡しており、自殺を図ったとみられている。この事件については、再選を果たしたばかりのバラク・オバマ大統領のほかにも、ヒラリー・ダフ、マンディ・ムーア、ミア・ファローなどのセレブが続々と哀悼コメントを発表している。
今年7月には、『ダークナイト ライジング』上映中の米映画館で銃乱射事件が発生。これを受けて、同作は予定されていたパリ、東京などでのプレミアイベントを中止している。(編集部・福田麗)