剛力彩芽が引眉で松姫役に挑戦!三谷幸喜最新作、扮装公開!
剛力彩芽が20日、東宝スタジオにて行われた三谷幸喜監督最新作『清須会議』の製作発表記者会見で、引眉(ひきまゆ)姿を披露した。役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、妻夫木聡、中谷美紀、浅野忠信、伊勢谷友介、剛力彩芽、寺島進、でんでん、坂東巳之助、梶原善、市川しんぺーらが出演する本作。この日は三谷監督と劇中の衣装とメイクでそれぞれの役柄に扮(ふん)した豪華キャストが勢ぞろいした。
剛力以外のキャストの扮装も!映画『清須会議』製作発表記者会見フォトギャラリー
本作は三谷監督自身による書き下ろし小説が原作の時代劇。織田信長が明智光秀に討たれた「本能寺の変」の後、尾張の清須城(愛知県清須市)で、信長の後継と領地の分配を議題にして実際に行われた会議を、三谷流の人間喜劇として描く。役所が演じる柴田勝家と共に会議に出席した羽柴(豊臣)秀吉を大泉、柴田の側近・丹波長秀を小日向、信長の重臣・池田恒興を佐藤が演じている。
映画『THE 有頂天ホテル』以来7年ぶりに三谷映画に出演する役所は「7年ぶりに呼んでもらって、(三谷監督に)見捨てられていなかったなと思いました。三谷さんの脚本はとても面白いので、自分たちが演じることで面白くなくなったらどうしようという不安がありますね」と謙虚にコメント。また、今回初めての共演となる大泉の印象を「お芝居のスピードやセリフ術が素晴らしい人」と絶賛した。
一方、そんな役所演じる柴田と相対する役どころを演じる大泉は「あまりにも豪華な(共演の)皆さんの前で、体のいろいろなところに故障が出るほど緊張して演じています。今までにない、圧倒的に毛の薄い秀吉となりますが、皆さんの心に残る秀吉になればと思いながら頑張っています」と大泉らしくユーモラスに意気込みを語った。
また、今回初めて三谷監督と組む織田信忠の妻・松姫役の剛力は「それほど時代劇の経験はないので、所作など大丈夫かなと緊張していたんですけど、三谷監督にすごく優しく演技指導していただいて毎日楽しく過ごしています」と充実した表情。同じく三谷組は初めてで秀吉の妻・寧を演じる中谷も「三谷監督はデリカシーがあるすてきな監督なので、お導きいただいて心地よく過ごしております」と三谷監督に全幅の信頼を寄せている様子だった。(古河優)
映画『清須会議』は2013年11月全国東宝系にて公開