ジブリに問い合わせ殺到!「ヱヴァ」特集を緊急無料配信決定!
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を特集したスタジオジブリの小冊子「熱風」2012年12号に問い合わせが殺到し、スタジオジブリが特集部分のPDFファイルを、無料配信することを決定した。
「熱風」は、スタジオジブリが毎月10日に発行し、スタジオジブリ関連書籍常設店、三鷹の森ジブリ美術館ほかにて無料配布されている小冊子。これまでにも、原発問題、デモなどを取り上げ、話題を呼んできた。
そんな「熱風」が2012年12号で取り上げたのが、11月17日に公開され、公開週末のオープニング興行収入11億3,351万円を記録した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』。しかも今回の特集では、映画の内容ではなく、「映画がどのように作られ、宣伝広告され、観客のもとに届けられたのか」に着目。
アニメ特撮研究家・氷川竜介、庵野秀明監督の妻であり漫画家である安野モヨコ、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で総監督助手を務めた轟木一騎、庵野監督と親交の深い樋口真嗣監督、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』エグゼクティブプロデューサーの大月俊倫の5名の視点から、庵野監督の人となり、そして「ヱヴァンゲリヲン」シリーズのヒットの秘密に迫った。
この特集は、スタジオジブリのオフィシャルサイトにて、2013年1月31日18時までダウンロード可能。「熱風」では、「なかなか入手できない」という声を受け、10月に1号限定で電子書籍として無料配信を試みていたが、今回のようにPDFファイルでの緊急無料配信を決定したのは、初めて。(編集部・島村幸恵)
小冊子「熱風」2012年12号はスタジオジブリ関連書常設店、三鷹の森ジブリ美術館ほかにて無料配布、スタジオジブリオフィシャルサイト(http://www.ghibli.jp/10info/007857.html)にて2013年1月31日まで執筆者の許可を得たコンテンツのみPDFファイルにて配信