Ne-Yoが守秘義務違反で元カノと法的トラブルに
R&BシンガーのNe-Yoが、メディアにしゃべってはならないことになっていた元カノと子どもについてテレビ特番で語り、守秘義務違反の訴訟に発展しそうだとTMZ.comが報じた。
Ne-Yoは2005年に交際していたジェシカ・ホワイトとの間に男の子が誕生し、父親としてかわいがっていたが、周囲の勧めでDNA検査を受けたところ、赤ちゃんが自分の子どもではないことが明らかになり別れたという。別れる際、ジェシカはNe-Yoが父親ではないことを認め、出生届からも彼の名前を削除する代わりに、57万5,000ドル(約4,600万円 1ドル80円計算)を受け取ったとのこと。その時の話し合いで、双方共にこの件についてメディアに語ってはならないという守秘義務契約を交わしたにもかかわらず、Ne-Yoはインタビューでしゃべってしまったのだ。
ジェシカは放送されたインタビューで精神的な苦痛を受け、嘔吐や脱毛に悩まされ仕事もできない状態になり、生活保護を受ける手続きを取ったと彼女の弁護士グロリア・オールレッドはNe-Yoに文書で通達。今後は法廷に持ち込まずに話し合いで解決したいと言っている。
一方のNe-Yoはジェシカへの仕返しでインタビューを受けたわけじゃないとツイート。「僕が特番『ビハイド・ザ・ミュージック(原題) / Behind The Music』をやったのはジェシカ・ホワイトをバッシングするためじゃない。僕らは若かったし、間違いを犯しただけだ。もう彼女のことは許している。恨みを抱くと幸せは訪れない。僕はジェシカ・ホワイトを恨んではいない。彼女と小さなシミアには幸運を祈っているよ」とつぶやいている。シミアはNe-Yoが息子だと信じていた男の子の名前でNe-Yoのミドルネームでもある。
一方、この事件でとばっちりを受けているのがモデルのジェシカ・ホワイトだ。彼女はNe-Yoの元カノとはまったくの別人だが、彼のインタビューが放送されて以来、彼のファンからの怒りのツイートにうんざりし、「Ne-Yoのファンたちへ。わたしは彼の言っていたジェシカじゃないから、無礼なツイートをやめて」とツイートしている。(澤田理沙)