『ONE PIECE』がV3で2012年を締めくくり!『青の祓魔師』は6位初登場!
映画週末興行成績
映画『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』が2012年を締めくくる国内動員ランキングで3週連続1位を獲得した。正月興行ナンバーワン作品として、大ヒット街道を突き進んでいる。
映画『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』写真ギャラリー
世界各国でロングラン上演されている大ヒットミュージカルを、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドら豪華キャストで映画化した『レ・ミゼラブル』は先週に続き、2位をキープ。劇場には、ミュージカル・ファンである30代~40代を中心に、幅広い客層が来場しているようだ。
武井咲、松坂桃李出演の『今日、恋をはじめます』は4週連続で3位をキープしており、興収10億円を突破。この冬のデートムービーとして、ティーン層を中心に集客している。大人気スパイアクション最新作『007 スカイフォール』は4位。1位から4位までの顔ぶれは先週と変わらなかったが、5位には、公開3週目となる『映画 妖怪人間ベム』が先週7位から2ランクアップを果たした。
12月28日金曜日に公開となったアニメ映画『青の祓魔師(エクソシスト) 劇場版』が6位に初登場。月刊漫画雑誌「ジャンプスクエア」で2009年より連載を開始した加藤和恵の同名コミックが原作。昨年4月よりテレビシリーズとして放送され、本作が初の映画化作品となる。
公開3週目となる『ホビット 思いがけない冒険』は7位で2ランクダウン。公開4週目の『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』も8位で2ランクダウン。ステファニー・メイヤーの小説「トワイライト」を原作とした大ヒットシリーズの完結編『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』が28日金曜日から公開され、初登場9位。公開7週目の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は10位でワンランクダウン。公開3週目の『フランケンウィニー』はワンランクダウンで11位と、惜しくもベストテン圏外となった。
2013年第一弾として今週末から公開される映画は、『燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘』『大魔術師Xのダブル・トリック』『大江戸緋鳥808 劇場編集版』『METライブビューイング/モーツァルト《皇帝ティートの慈悲》』『青二才』『父をめぐる旅 異才の日本画家・中村正義の生涯』などがある。(ランキング・数字などは興行通信社推計概算、一部変更になる場合あり)(取材・文:壬生智裕)