マイケル・J・フォックス、復帰ドラマの役柄はパーキンソン病のキャスター
マイケル・J・フォックスが本格的な俳優復帰を果たすテレビドラマで演じるのは、パーキンソン病のニュースキャスターであると米NBCの代表が明かした。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで知られるマイケルは1991年にパーキンソン病と診断され、1998年にその事実を公表。2000年以降は俳優業の第一線から退いていた。
タイトル未定の同作は、パーキンソン病のため一度は仕事を辞めたニュースキャスターが、新たな治療法が見つかったことで仕事復帰を果たしたところから始まる物語。病気と闘いながら仕事に取り組むだけでなく、夫、そして父親としても奮闘していく主人公の姿を描くコメディー作品になるという。米NBCの代表ジェニファー・ソークは「素晴らしいドラマです。本作はマイケルの実生活にインスパイアされた作品なのです」とコメントしている。
テレビドラマ「クーガータウン」のサム・レイボーンが脚本を担当し、映画『ステイ・フレンズ』のウィル・グラック監督がメガホンを取る。撮影はニューヨークで行われ、今年の秋に全米放送の予定だ。(編集部・市川遥)