『スター・ウォーズ』テレビシリーズが再始動 ディズニー買収で光明
2015年に新作映画が全世界公開される『スター・ウォーズ』シリーズ初となる実写テレビシリーズの製作が再始動していることが明らかになった。かねてより企画がありながら、高額な製作費がネックとなって製作が進んでいなかった同作だが、ディズニーがルーカスフィルムを買収したことにより光明が見えてきたようだ。
映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』フォトギャラリー
EW.comによると、アメリカの大手放送局のABCの担当者は『スター・ウォーズ』実写テレビシリーズの脚本を検討することを明言した。というのもABCはルーカスフィルムを買収したディズニーの傘下であり、グループ内で放送局を確保できれば製作費をある程度減らすことができるほか、同局はこれまでにもいくつかのディズニー関連番組を手掛けている実績がある。担当者はまだ何も決まっていないと前置きしつつも、「ルーカスフィルムと何かできたらいいね」と語っている。
もともと実写テレビシリーズの企画は『スター・ウォーズ』新3部作のプロデューサーであるリック・マッカラムが長年温めてきた。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『スター・ウォーズ』(エピソード4)の間のエピソードを描いたものになっているといい、すでに2シーズンにあたる50時間分の脚本が完成しているとも伝えられている。
まだ本格的な製作には至っていないものの、予算面との兼ね合いさえ付けば即座にゴーサインが出る可能性も高い。2015年公開予定の新作映画『スター・ウォーズ』はもちろんのこと、ファンはこちらの動向も見逃せないだろう。(編集部・福田麗)