名作『ベン・ハー』が再映画化!1959年版はアカデミー賞を史上最多11部門で受賞
アカデミー賞を史上最多11部門で受賞した映画『ベン・ハー』がリメイクされることが明らかになった。
Deadline.comによると、再映画化を企画したのは映画『ウェイバック-脱出6500km-』で知られる脚本家キース・クラーク。その企画をMGMが買い取り、製作が本格的に始動した。プロデューサーには、『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』などで知られるショーン・ダニエル、そしてジョニ・レヴィンが名を連ねている。
同作は、ルー・ウォーレスの小説を原作にした歴史スペクタクル。ユダヤ豪族の息子ベン・ハーの数奇な運命を、キリストの最期と絡めながら描いている。今回のリメイク版では、主人公ベン・ハーと旧友メッサラの友情の移り変わりにスポットが当てられるという。
原作小説はこれまでに3度映画化されており、最も有名なのはウィリアム・ワイラー監督による1959年の作品。同作は第32回アカデミー賞を作品賞含む最多11部門で受賞しており、後に『タイタニック』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』が同じく11部門を獲得しているものの、これはいまだに史上最多部門受賞記録となっている。(編集部・福田麗)