タランティーノ、来日決定! 休業レオ出演作『ジャンゴ』引っ提げ
クエンティン・タランティーノ監督の来日が決定した。詳しい日程、来日中のスケジュールなどはまだ決定していないが、2月14日のバレンタインデーには必ず日本にいるとのこと。現地時間13日に発表された第70回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞を受賞した『ジャンゴ 繋がれざる者』を引っ提げての来日となる。
映画『パルプ・フィクション』、『キル・ビル』シリーズなどで知られるタランティーノ監督。親日家としても有名だが、最新作『ジャンゴ 繋がれざる者』は、前作『イングロリアス・バスターズ』のプロモーションで来日した際に脚本を書き始めた作品なのだという。どちらかというと男性ファンの多いタランティーノ監督だが、バレンタインの来日ということで、チョコレートをプレゼントする日本ならではのバレンタイン気分も味わってもらいたいところ。
『ジャンゴ 繋がれざる者』は、19世紀中期のアメリカ南部を舞台に、かつて奴隷だった男の妻奪還の戦いを描く西部劇。タランティーノ監督が、奴隷制度を扱ったハリウッドの西部劇がないことに疑問を持ち、制作した意欲作だ。本作で初めて悪役を務めたレオナルド・ディカプリオは、現地時間18日に2年間で本作を含む大作3本に出演したことによる疲労で俳優業を休業することを発表。作品がさらに注目されることは必至だ。
なお、本作にはレオナルドのほか、ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソンが出演。現地時間2月24日に発表されるアカデミー賞では、作品賞を含む5部門にノミネートされている。(編集部・島村幸恵)
映画『ジャンゴ 繋がれざる者』は3月1日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開