カン・ジファンが金の化身に コネや賄賂が横行する韓国をドラマで風刺!<韓国JPICTURES>
[韓国 29日 JPICTURES]SBS 新週末特別企画テレビドラマ「お金の化身」製作発表会見が1月29日ソウル木(モク)洞 SBS 13階ホールで行われた。この日、カン・ジファン、ファン・ジョンウム、パク・サンミン、オ・ユナ、チェ・ヨジン、パク・ジビン、ソ・ジネ等の出演陣とユ・インシクPDなどの製作陣が参加した。
カン・ジファンはソウル中央地検特捜部検事イ・チャドンを演じる。イ・チャドンは、お金の前では血も涙もない達人級世渡り術を持った天才型悪童だ。彼はこの日ドラマ「野王」の検事クォン・サンウとは違う魅力は何かという質問に「クォン・サンウさんとは違う魅力がある。序盤にはつらつとしているが、後からお金に縛られて徐々にお金の化身に変わるキャラクターだ」と答えた。
カン・ジファンは作品に対する自信もほのめかした。彼は「作品のシナリオだけでついていっても、キャラクターの変化した姿を自然に表現するようだ。既存の16部作ではない24部作だ。序盤にはロマンチックコメディー性があるが、後半に行くほど重たい姿を描き出す。全てのものを全て表現することができる作品だ」と説明した。
ファン・ジョンウムは、30代前半のラッキー貯金銀行会長であるボク・ジェインを演じる。悪名高い私債業者ボク・ファスル(キム・スミ)の娘で、太った女性から百八十度違う姿に変身した小悪魔的な存在で、人間関係の葛藤の構図を描いていく。ファン・ジョンウムは自分が引き受けた小悪魔的な役目に対して「まだわたしは年も幼いので、ファン・ジョンウム式の小悪魔が出るかと思う。キム・スミ先生くらいになるとうまく出るようだ。でもわたしがあの年になっても出すことができないかもしれない」と謙遜する発言をして注目を浴びた。
ドラマ「お金の化身」は、お金のため大事なものを失った男、イ・チャドン(カン・ジファン)を中心にロビーとリベート、コネクションと非理に縛られた韓国の世相を滑稽に鋭い風刺で描き出す作品だ。人間の最大の関心事であるお金に縛られた貪欲と復讐(ふくしゅう)、愛に対するリアリティーのある話を通じて、お金に関する欲求を解消させてくれる新しいドラマの誕生を予告する。(Jpictures Syndicate)