ケネス・ブラナーが実写版『シンデレラ』の監督か?
ディズニーが企画を進めている実写版『シンデレラ』で、先日映画『わたしを離さないで』のマーク・ロマネクが降板したために、新たにケネス・ブラナーに監督を依頼していることがVultureで報じられた。
これは、映画『リンカーン/秘密の書』の製作総指揮を務めたサイモン・キンバーグの製作会社エリシュオンがディズニーのもと企画している作品で、ディズニーが2010年に映画『アリス・イン・ワンダーランド』の興行が世界中で大成功したことで、今作の製作が始動していた。
脚本は、映画『プラダを着た悪魔』のアライン・ブロッシュ・マッケンナが執筆し、現在は映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』のクリス・ワイツが改稿しているようだ。監督は、作風をダークに描こうとしたマーク・ロマネクがディズニーと対立したことで降板し、今回新たにケネス・ブラナーと監督交渉に入ったようだ。
キャストは、すでに継母役にケイト・ブランシェットが決定している。もし、監督がすぐに決定し、今年の秋に予定通りロンドン撮影を開始できれば、2014年に公開となり、パラマウント・ピクチャーズがメアリー・ピックフォード主演で初めて『シンデレラ』を描いてから、ちょうど100周年になるようだ。俳優としても活躍するケネス・ブラナーなら、期待できる作品になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)