「攻殻機動隊」新シリーズは全4部作!草薙素子役に坂本真綾!
人気アニメ「攻殻機動隊」シリーズの新プロジェクト「攻殻機動隊ARISE」の製作発表会が12日、六本木のニコファーレで行われ、人気声優の坂本真綾がヒロイン・草薙素子を演じることが明らかになった。新たなアニメは4部構成で、6月22日より第1部が劇場上映やブルーレイ先行発売などの形式でリリースされる。
アニメ「攻殻機動隊ARISE」キービジュルほかイメージギャラリー
世界的な人気を誇る同シリーズらしく、この日の発表会の模様はYouTube、ニコニコ生放送を通じて全世界へ同時配信。映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』、テレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に続く第4の「攻殻」は、各話50分・全4部作のシリーズとして、劇場上映、ブルーレイの劇場先行発売、有料配信とさまざまな形で6月22日にその全貌を現す。
作品の舞台となるのは2027年。主人公・素子の若き日の姿が描かれ、それに合わせキャスティングも新たに。今回は、これまでのシリーズで少女の義体に入った素子を演じた経験のある坂本が抜てきされ、発表会にサプライズゲストとして登場した。
坂本は「すごくうれしかったのと、わたし自身も攻殻シリーズが大好きなので、きっといろんなご意見があるんだろうなと思いました」と大役への喜びと不安を語る。しかし「初めてこの作品に参加した時は15歳だったのですが、32歳になって同じ延長線上を演じられるというのは本当に出会いを感じています」と続け、「愛情を持って、全てを懸けて演じさせていただきたいと思います」と素子役へ強い決意を表していた。そのほか荒巻大輔を塾一久、バトーに松田健一郎、トグサを新垣樽助、イシカワを檀臣幸、サイトーを中国卓郎、パズを上田燿司、そしてボーマを中井和哉が演じる。
本作では凶悪犯罪を阻止することを目的とした特殊部隊「攻殻機動隊」の創設、そしてこれまでのシリーズで謎に包まれていたヒロイン・草薙素子の物語が描かれる。草薙と公安9課の荒巻、後に攻殻機動隊のメンバーとなるバトーやトグサらとの出会いと共に、電脳ウィルス「ファイヤー・スターター」を巡る壮絶なアクションと電脳戦が展開される。(取材・文:長谷川亮)
『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』は6月22日より2週間限定上映
ブルーレイ劇場先行発売 税込み価格:8,000円(一般発売は7月26日より) 同日有料配信開始