松田龍平、インドネシア発アクション映画『ザ・レイド』続編で海外映画初出演!
俳優の松田龍平が、迫力の格闘アクションで話題を呼んだインドネシア映画の続編『ザ・レイド2:ベランダル(原題)/ The Raid 2: Berandal』で、海外映画に初出演することが発表になった。松田は遠藤憲一、北村一輝と共に出演し、インドネシア在住の日本ヤクザを演じる。
本作は、麻薬王が支配する高層ビルに突入したSWATと、ギャングたちによる戦いを描いたアクション映画『ザ・レイド』の続編。1作目は、インドネシアの伝統武術シラットの使い手イコ・ウワイス演じる警官ラマを主人公に、迫力の銃撃戦と肉弾戦がノンストップで展開。日本でも話題となり、映画専門雑誌「映画秘宝」では2012年のベスト映画に選ばれた。
続編の『ザ・レイド2:ベランダル(原題)』では、主人公ラマが、腐敗した警察組織、インドネシアのマフィア、そして日本のヤクザによる三つどもえの抗争に巻き込まれ、再び戦いに身を投じる姿を描く。すでに先月19日にクランクインを迎えており、日本人キャストは、6月中旬から現地での撮影に臨む予定だ。
前作に引き続きメガホンを取るギャレス・エヴァンス監督は、以前から日本映画、特に北野武監督作をはじめ、ヤクザものが大好きで、出演する3人のファンであると以前から公言してきたとのこと。それだけに「最高に素晴らしい俳優と共に仕事をさせていただけることを大変光栄に思っています。豊かな経験値を持つ彼らと、インドネシア俳優とのコラボレーションは、作品に大変魅力的な成果をもたらすと確信しています」と自信をのぞかせる。
そして松田も、「パート1はとにかくアクションが満載で、その展開に息つく暇がないという感じでした。インドネシアを舞台にしたギャレス監督の描くグレーな世界にどう入っていけるか楽しみです」と監督の描く世界に飛び込むのが待ち切れない様子。「ジャカルタでの撮影もとても楽しみにしています」と気合十分に語っている。(編集部・入倉功一)
映画『ザ・レイド2:ベランダル(原題)』は2014年公開予定