『テルマエ』続編はギャグ3割増し!武内英樹監督が明言!
7日、川崎のシネマコンプレックス「チネチッタ」で行われた第67回毎日映画コンクール授賞式に、TSUTAYA映画ファン賞日本映画部門を受賞した『テルマエ・ロマエ』の武内英樹監督が出席し、現在制作中の『テルマエ・ロマエ』続編はギャグが3割増しになると観客の期待をあおった。
先月発表された興行収入59億8,000万円の大ヒットを記録した『テルマエ・ロマエ』の続編『テルマエ・ロマエII』の製作。第67回毎日映画コンクール授賞式に出席した武内監督は、「続編の制作が決定して、昨日から1泊、群馬の温泉にロケハンに行ってきました。(温泉では)きれいな星空を見て、肌もつるつるになって、日本の温泉はすばらしいなと改めて思いました。ギャグも3割増しで作るので期待してください」と続編についてコメントした。
またこの日、映画ファンが投票する「TSUTAYA映画ファン賞日本映画部門」を受賞したことについて武内監督は「プロデューサーとも、作品賞よりも観客賞を狙った作品を作ろうと話して作ったのでうれしいです。(本作は)イタリア・ローマのチネチッタスタジオで撮影されたんですが、同じ(名前の川崎のシネコン)チネチッタで表彰されるのが、不思議な感じで、感慨深いものがあります」と語った。
『テルマエ・ロマエII』では、国家を二分する状況に陥ったローマ帝国を、ルシウスが、日本の風呂文化によって救うために奔走する姿が描かれることになる。阿部寛、上戸彩のほか、前作に登場したキャスト陣も再集結。日本映画初となるブルガリアでの撮影が予定されるなど、前作をはるかにしのぐスケールの作品が期待される。(取材・文:壬生智裕)
映画『テルマエ・ロマエII』は2014年ゴールデンウイーク公開予定