『モンスターズ・インク』サリー&マイクの初期設定はコレ!清掃員で触手があってまだら模様!
映画『モンスターズ・インク』の最強コンビ・サリー(毛むくじゃらの青いモンスター)&マイク(ひとつ目のモンスター)の初期の設定を、美術監督ティア・W・クラッターが明かした。今年は、9日に同作の3D版、7月には前日談にあたる新作『モンスターズ・ユニバーシティ』の公開も決まっているという記念すべき“モンスターズ・イヤー”となっている。
サリーといえば、子どもたちの悲鳴を集めるモンスター界の会社「モンスターズ・インク」のナンバーワンの“怖がらせ屋”だが、クラッターによると、当初は清掃員や協調性がなく運に見放された負け犬キャラを検討していたとのこと。外見も、メガネをかけ触手があったかと思えば、外国のガムのようにカラフルな色になったり、ヒョウやキリンのようなまだら模様になったりと紆余曲折を経たそうだ。
一方、サリーとコンビを組むマイクの外見は、オレンジ色の期間が長かったとのこと。ある時点では紫や火の玉模様になったこともあったというが、「ただ最後にはサリーにぴったり合う青緑色に決まって、設定もお互いをうまく補足し合うキャラになったんです」とクラッターはこれまでほとんど語られることのなかったサリー&マイクの誕生秘話を明かした。
そんな名コンビが登場することもあって、監督のピーター・ドクターは本作を「映画の中心にあるのは、素晴らしいキャラクターたちが登場するシンプルなストーリーなんだ」と解説。同作を3Dでよみがえらせた『モンスターズ・インク 3D』については、「3Dだから、その世界を一緒に体験できる。何もかも今まで以上にレベルアップされたものになっているよ」とコメントしている。
サリー&マイクの活躍をオリジナル版以上の迫力で復習できる『モンスターズ・インク 3D』の公開は、待望の新作『モンスターズ・ユニバーシティ』に備えるための絶好の機会。初期の設定に思いをはせながら映画を観れば、二人がいかに完璧なコンビであるかを再確認できるだろう。(編集部・市川遥)
映画『モンスターズ・インク 3D』は2月9日より3D劇場限定公開
映画『モンスターズ・ユニバーシティ』は7月2D・3D同時公開