ミュージカル「アニー」映画化の主演は最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた女優か?
映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』でアカデミー賞主演女優賞に最年少でノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレスが、人気ミュージカル「アニー」の映画化作品の主演候補として出演交渉に入ったことがEntertainment Weeklyによって明らかになった。
クヮヴェンジャネ・ウォレス主演映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』場面写真
これは、歌手JAY-Zとウィル・スミスがソニー・ピクチャーズのもとで進めている企画で、ハロルド・グレイの新聞連載漫画「小さな孤児アニー」を原作とし、1977年にブロードウェイでミュージカル化された舞台をそのまま映画化することになっている。映画『ステイ・フレンズ』のウィル・グラックが監督を務める。
ストーリーは、世界恐慌後の1930年代の真冬のニューヨークで、誰もが希望を失っていた中で孤児院で暮らすアニーが、どんなときも希望を失わず、両親と暮らすことを夢見て明るく生きていく姿が描かれている。
かつて舞台では、テレビシリーズ「SEX AND THE CITY」のサラ・ジェシカ・パーカーが少女時代にアニー役に挑戦しており、1982年には巨匠ジョン・ヒューストンによって映画化もされている。
当初、このアニー役にはウィル・スミスの娘、ウィロウ・スミスがキャスティングされていたが、どうやら成長しすぎて適役ではないとして降板し、今回新たに注目の新人女優に白羽の矢が立ったようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)