ワクワクさん・久保田雅人、「つくってあそぼ」終了に心境を吐露
NHK Eテレ(教育)の「つくってあそぼ」が3月30日の放送をもって23年の歴史に幕を下ろすと発表されたことを受け、ワクワクさんこと久保田雅人が自身の公式サイトで心境を吐露している。
久保田は11日に「『つくってあそぼ』放送終了について」と題した文章を掲載。もちろん久保田自身、同番組が終了することは以前から知っていたというが、自分の子どもにすら打ち明けていなかったとのこと。「このことを内緒にしつつ、多くの子供たちに会う辛さ、笑顔を振りまかねばならなかった辛さは、文章に表すことができないほどの辛さでした。『みんな、ごめんね。』心でそう叫びながらの日々でした」と葛藤があったことを明かした。
番組は終了するが「こうして一つの歴史が終わり、一つの伝説が生まれます。『つくってあそぼ』伝説の始まりです。『つくってあそぼ』は、きっと永遠に語り継がれる番組になるでしょう」とつづるなど現在は前向きな気持ちのよう。視聴者には「『つくってあそぼ』を後世に伝えてください。その昔、『わくわくさんとゴロリ』と言う人間と着ぐるみがとっても楽しい素晴らしい工作をしていたんだよ、と」とお願いをしている。
また、発表以後、久保田の元には多くの励ましや番組終了を惜しむメールが寄せられたといい「本当にありがとうございます。こうしたメールをいただけるだけでも『あ~、この番組やっててよかったなあ。』と実感しております」と感謝の言葉も記されている。
なお、番組が終わっても久保田の公演活動やイベント活動は継続されるとのこと。久保田は「今後とも『わくわくさん』としての人生を全うしたく思います」とこれからも子どもたちを楽しませ続けると誓っている。(朝倉健人)