山本太郎、大阪からの移住も検討 母親の体調不良に原因は不明も震災がれき焼却のせいと主張
反原発活動で知られ、昨年大阪への移住を表明した俳優の山本太郎が、大阪市の震災がれき焼却を受け、再度移住を視野に入れていることを自身のツイッターで明かしている。
昨年、現役プロサーファーでもある割鞘(わりさや)朱璃選手と結婚し、原発事故の影響から家族のためにと、大阪に移り住み結婚生活を送っている山本。「守る人が増えたんだから当然」と反原発活動も継続していたが、その大阪市では今月初めから、震災がれきの本格焼却が開始されていた。
母親との「同居婚」生活を送る山本は17日、自身のツイッターで「大阪の瓦礫焼却が始まり母の体調がおかしい。気分が落ち込む、頭痛、目ヤニが大量に出る、リンパが腫れる、心臓がひっくり返りそうになる、など」と母の体調不良をツイート。実際の体調不良の原因は不明で、瓦礫焼却の影響で体調不良なるという根拠はどこにもないが、山本自身は、「超健康生活」を送っているという母親なだけに、すぐに影響が出るとつづっている。
自身の著書のあとがきを、母へのメッセージで締めくくるほど母親思いで知られる山本。それだけに、その状態には不安も大きい様子で、「また引っ越しか。 国内避難民だな」と再度の移住を視野に入れていることを明かした。大阪市では、大阪湾の人工島の施設で、1日およそ100トンの震災がれきを焼却し、2014年3月末までに最大3万6,000トンを受け入れるとされている。(西村重人)