ジェームズ・フランコ、レイチェル・ワイズ、日本の冷たい風にブルブル…ジャパンプレミアに登場!
映画『オズ はじまりの戦い』のジャパンプレミア試写会が20日、六本木ヒルズアリーナで行われ、ジェームズ・フランコ、レイチェル・ワイズ、サム・ライミ監督が登壇、底冷えのする寒さの中、ファンとの交流を楽しんだ。
本作は『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミが、L・フランク・ボームの児童文学「オズの魔法使い」のキャラクター、オズを主人公に、その冒険を描いたファンタジー。ライミ監督とジェームズは約6年ぶり、レイチェルは約8年ぶりの来日となる。この日のイベントは、現地時間今月13日にロサンゼルスで開催されたワールドプレミアに続く、2か国目のプレミアとなった。
本作の舞台となるのは、グリーンに光り輝くエメラルド・シティ。その世界観をイメージしたグリーンカーペットに、ジェームズ、レイチェル、ライミ監督たちが登場すると、会場からは大歓声が起こる。その後ジェームズらは、30分以上かけて、テレビの取材や沿道のファンたちのサイン、握手の求めに気軽に応じた。
またイベントでは、本作のテーマである「オズ対魔女の戦い」をイメージした、ダンスパフォーマンスも披露。K-POPグループ少女時代の振り付けで話題を集めた世界的ダンサー・振付師の仲宗根梨乃が演出を手掛け、南海キャンディーズの山崎静代、あき竹城らも参加したパフォーマンスは、登壇者たちに深い感銘を与えたようで、ジェームズが日本語で「ダンス、サイコー!」と切り出せば、レイチェルも「わたしたちの映画をあんな風にアレンジしてくれて、感激したわ!」と興奮を隠せない様子でコメント。さらにライミ監督も「情熱がほとばしるパフォーマンスは本当にすばらしいの一言だよ!」と絶賛していた。
華やかなイベントの一方で、冷たい風が吹き込み、ジェームズが体を左右に揺らしながら寒さをこらえるなど、観客、登壇者ともどもブルブルと震えていたこの日のステージ。本作で魔女を演じたレイチェルは、「今の風はわたしが起こしているのよ!」とユーモラスなコメントで寒さに震える会場を盛り上げていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『オズ はじまりの戦い』は3月8日より公開