『ダイ・ハード』第5弾がぶっちぎり!根強い人気で初登場トップ!
映画週末興行成績
今週の国内動員ランキングは、ブルース・ウィリス主演の人気アクション・シリーズ第5弾『ダイ・ハード/ラスト・デイ』が初登場1位を獲得した。
バレンタインデーである2月14日木曜日に全国643スクリーンで公開された本作は、土日2日間で動員31万8,154人、興収4億243万6,350円を記録。4日間累計では6億円を超える大ヒットスタートを切った。1988年のシリーズ開始以来、根強い人気を持つだけあり往年のファンをはじめ、10代後半からカップルまで幅広く集客、ロングラン・ヒットも期待できそうだ。
『テッド』は公開5週目で2位をキープ。首位は譲ったものの土日成績は動員14万3,327人、興収2億892万2,700円。また累計動員は210万6,866人、累計興収は28億9,486万300円と30億円突破も目前だ。3位は『脳男』で累計動員45万8,190人、累計興収5億9,197万9,000円。4位は『ストロベリーナイト』で、累計動員136万6,464人、累計興収は16億8,882万9,000円。公開9週目の『レ・ミゼラブル』は5位キープと根強い人気で興収50億円突破も間近。アカデミー賞次第で、昨年の洋画興収ナンバー1『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』超えの可能性も出てきた。
『ハート・ロッカー』キャスリン・ビグロー監督の最新作『ゼロ・ダーク・サーティ』は初登場6位。2月15日金曜日から全国164スクリーンで公開され、土日2日間では動員6万657人、興収7,640万9,500円。40代以上の男性客を中心に集客、また30代カップルや女性グループなどの姿も多く見られたという。こちらもアカデミー賞次第で、さらに広がりが期待できそうだ。7位は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』、8位は『アウトロー』、9位は『東京家族』で、累計動員136万9,921人、累計興収14億4,313万2,600円を記録している。
全国91スクリーン公開のイ・ビョンホン主演作『王になった男』は初登場10位。土日2日間で動員4万1,290人、興収4,910万9,300円を記録した。客層は男女比2対8で中高年女性を主に動員、平日も落ちの少ない集客が期待される。宮崎あおい、向井理共演の『きいろいゾウ』は11位で惜しくも圏外に落ちた。
今週末は『世界にひとつのプレイブック』『草原の椅子』『横道世之介』『インターミッション』『牙狼<GARO> ~蒼哭ノ魔竜~』『遺体 明日への十日間』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)