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瑛太、「最高の離婚」での苦労を明かす「人とも会いたくないと思っていた」

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「最高の離婚」での苦労を明かした瑛太
「最高の離婚」での苦労を明かした瑛太

 俳優の瑛太が、フジテレビで放送中のドラマ「最高の離婚」の主人公を演じることの難しさや最終回に期待するものを語った。本作は、サラリーマンの濱崎光生(瑛太)と元妻の結夏(尾野真千子)、そして光生の元恋人の灯里(真木よう子)と諒(綾野剛)という2組のカップルの姿を通して、結婚のあり方を描くラブコメディーだ。

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 物語の前半を振り返った瑛太は「設定としていいことが何も起きなかった。役に入り込むと本当にきつくて、疲れたとか眠いとか、そういうのを通り越して役の外でも落ち込んだ。人とも会いたくないと思っていた」ともらす。光生を「どっかにものすごく力が入ってしまっている人」と評した瑛太は、「不自然に手がグーになっているとか、肩が曲がっちゃっているところとか」と役づくりの工夫を明かした。そのため演じていると体の変なところが凝ってくるという。

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 ただ、光生に対しては共感を持っているといい「僕自身も究極に何かを突き詰めていったらこうなるんじゃないかというところがあって、客観的にはすごく好きな人」とのこと。「生きる中でいろいろ掘り下げていって、世間に対してゆがんだような考えを持っているけど、その突き詰め方みたいなところは共感できます」と語った。

 また、展開故に現場の外でも気を遣う。「他の出演者と『おいしいもん食べにいこうよ』って盛り上がることもあるけど、プライベートで役者同士仲良く飲んでいるみたいなのは、今回視聴者の方には想像してほしくないな、というのがあって気を付けています。仲良さそうにしているのを見たら冷めちゃうんじゃないかなと」と登場人物のイメージを損なわないように心掛けていたという。

 ドラマはいよいよ大詰めを迎えるが、結末に関しては「僕もわからない。10話まで台本を読んだけど、あと1回で終わらせられる台本になってない(笑)」と明かした瑛太。「個人的には最終回で『最高の離婚』とは何なのかが知りたい。あと、やっぱりハッピーエンドは望んでいます。普遍的なハッピーエンドではないとは思いますが」と願望を口にした。(取材・文:名鹿祥史)

ドラマ「最高の離婚」はフジテレビ系列で毎週木曜10時より放送中
3月21日の最終回(第11回)は15分拡大で放送

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