業界初!人数無制限の無料ネット試写会開催!
東日本大震災後に宮城県南三陸町の男女9人が立ち上げた災害ラジオ局の活動を追ったドキュメンタリー映画『ガレキとラジオ』(4月13日公開)で、震災から2年となる3月11日に業界初となる人数無制限の無料ネット試写会が行われることがわかった。同日18時から24時まで、動画サイト・GyaO!で鑑賞できる。
劇場公開に先駆け、人数無制限の無料ネット試写配信に踏み切った配給元は「過去を振り返るのではなく、これからを生きる人たちの姿を描いた希望の映画」と同作を紹介し、「震災から2年のこの日、多くの方に観てもらい、感想を語り合ってもらいたいと、全国一斉で観ることができるネット試写を企画しました」とその思いと意図を説明している。
本作は、震災から約2か月後に南三陸町の住人9名が全員素人ながらも立ち上げた災害ラジオ局「FMみなさん」の活動を、約1年間にわたって見つめたドキュメンタリー。懸命に生きる人々の涙あり笑いありの日常が映し出される。スペシャルサポーターとして俳優の役所広司がナレーションを担当し、仙台在住のミュージシャン・MONKEY MAJIKの楽曲「トビラ」が主題歌に起用されている。
初めてのことに悪戦苦闘しながらも情報と笑顔を届ける彼らの活動を目と心に焼き付けたい。なお、昨年8月に宮城県で先行公開され、4月13日より全国順次公開される本作の収益は、復興支援に役立てるための寄付などにも利用される。(編集部・小松芙未)
映画『ガレキとラジオ』のGyaO!無料配信ネット試写は3月11日18時から24時まで開催、4月13日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開