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俳優休業宣言のディカプリオ、引退は否定!「大好きな俳優を辞めるつもりはまったくない」

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休業宣言の真意を説明したレオナルド・ディカプリオ
休業宣言の真意を説明したレオナルド・ディカプリオ

 レオナルド・ディカプリオが、初めて本格的な悪役を演じたクエンティン・タランティーノ監督・脚本作品『ジャンゴ 繋がれざる者』のPRのため来日し、2日に都内で記者会見を行った。先日には俳優休業を宣言して話題となったディカプリオだが、この日の会見で「大好きな俳優業を辞めるつもりはまったくない」と俳優業を引退するつもりはないことを明言した。

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 ディカプリオは、休業宣言の真意について「あのときは『過去2年間で3本の映画に出たので、ちょっと休憩したい』と言ったのを、まるで俳優業を辞めるという意味に受け取られてしまったんだ。大好きな俳優業を辞めるつもりはまったくない。今後もいい企画があれば参加したいし、それまでは僕が非常に情熱を注いでいる環境問題などの慈善事業を行っていきたいと思っているよ」と詳しく説明した。

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 本作は、19世紀中期のアメリカ南部を舞台に、元黒人奴隷の賞金稼ぎジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が白人によって奪われた妻を奪還すべく奮闘する姿を描いたアクション作。ディカプリオは、奴隷デスマッチ観戦が趣味の冷酷非情な大農園の領主キャンディを演じている。先月行われた第85回アカデミー賞では脚本賞のほか、ジャンゴの妻捜しを後押しするドイツ人の賞金稼ぎ、シュルツを演じたクリストフ・ヴァルツが助演男優賞を受賞した。

 約2年8か月ぶり8度目の来日となるディカプリオは、今回チャレンジした役柄について「キャンディは憎むべき、ひどい人物。だからこそ、演じてみたいと思った。ここまで大胆不敵な人物だと、ある意味演技者として開放感を感じるんだ。というのも、普段は誰かの気持を考えなくてはならないけど、このキャラクターはそういうことを考えなくていいから、自分の気持ちのままに演じることができたんだ」と役柄にとても満足している様子だ。

 また、来日経験豊富なディカプリオは、「来日するのは本当に楽しみ。京都は大好きで5回ほど訪問しているし、両親も連れていったことがある。寺院などいろんなところを見て回るし、日本の文化は大好きなんだ。タイムトラベルしているような気持になれるからね」とお気に入りの京都への思いを熱く語っていた。(古河優)

映画『ジャンゴ 繋がれざる者』は全国公開中

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