ウォシャウスキー姉弟『マトリックス』は盗作?著作権侵害で3億ドルの損害賠償訴訟
映画『マトリックス』シリーズの監督であるウォシャウスキー姉弟が、シリーズ2作目の『マトリックス リローデッド』と3作目の『マトリックス レボリューションズ』のアイデアは盗作だとして訴えられている。
ウォシャウスキー姉弟監督作品 映画『マトリックス リローデッド』写真ギャラリー
TMZ.comによると、訴訟を起こしているのは、トーマス・アルトハウスという人物。彼は2010年に初めて『マトリックス』シリーズを鑑賞した際、登場人物の首の後ろに取り付けられたプラグや、スーツ姿のロボットのようなエージェント、駅に捕えられた人々の描写などが、自身の脚本「ザ・インモータルズ(原題) / The Immortals」の内容に酷似していると認識したという。
著作権侵害で3億ドル(約270億円)の損害賠償を要求されているウォシャウスキー姉弟とワーナー・ブラザーズ、そして同シリーズの制作者ジョエル・シルヴァーは、この件に関してコメントを発表していない。トーマスは、1993年に同脚本をワーナー・ブラザーズに送ったものの、返事はもらっていなかった。(1ドル90円計算)(鯨岡孝子)