クッパ、ベガ、ザンギエフらが参加の悪役グループセラピー!『シュガー・ラッシュ』本編映像公開!
ゲームの悪役を主人公にしたディズニー新作アニメーション『シュガー・ラッシュ』から、悪役たちがグループセラピーを行う本編映像が公開された。セラピーには、「スーパーマリオブラザーズ」シリーズのクッパ、「ストリートファイター」シリーズのザンギエフとベガ、「ソニック」シリーズのDr.エッグマンなど日本発祥のキャラクターも参加している。
悪役グループセラピーはこちら!映画『シュガー・ラッシュ』本編映像
ゲームに登場するキャラクターは実はそれぞれの役割を演じているにすぎないという設定の本作。今回公開されたのは、「悪役」を演じることに疲れてしまったゲームの悪役たちがみんなで集まってグループセラピーを行うシーンだ。
主人公のラルフが「実はもう悪役を辞めたいんだ」と切り出すと、「モータルコンバット」のカノウが「プログラムをめちゃくちゃにする気か?」と問い掛け、さらにベガは「まさか『ターボ』する気じゃないだろうな?」と詰め寄る。「ターボ」とは他のゲームに無断侵入することの本編内での俗称で、ゲームの世界を大混乱に陥れる危険がある行為だ。
そんなごたごたをまとめるのが、ゲーム界の大御所である「パックマン」シリーズのグズタ。「言いたいことはよくわかった」とかわいらしい見た目とはかなりギャップのある低い声でラルフを諭すさまは見もの。そして全員で手を取って「俺は悪役、それでいい」とお決まりの言葉を暗唱してグループセラピーは終了する。
日本でもおなじみのキャラクターたちが悪役であることにどう折り合いをつけているのかがわかる興味深い映像で、本作の公開がより待ち遠しくなることは請け合い。悪役以外にも「ソニック」シリーズのソニック・ザ・ヘッジホッグなど日本発祥のキャラクターが多数登場する本作は、日本のゲームファン必見といえるだろう。(編集部・市川遥)
映画『シュガー・ラッシュ』は3月23日より2D・3D同時公開