金爆・歌広場、営業自粛のイケメンカフェ10日以内に予約制での再開を検討
人気エアーバンド、ゴールデンボンバーが19日、国内の優れたデジタル・コンテンツ制作者に贈られる「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'12 / 第18回AMDアワード」の都内で行われた授賞式にそろって出席した。
ゴールデンボンバー勢ぞろい!「第18回AMDアワード」授賞式ギャラリー
バンドメンバーの歌広場淳は、秋葉原にオープンした自身プロデュースのフルーツパーラー&バー「オータムリーフ」が、ファンの殺到により営業の自粛を余儀なくされたばかり。一連の騒動を謝罪すると共に歌広場は、「10日以内をメドに、予約制という形で再開しようかと考えているところ」と今後の営業方針を明かした。
この日バンドは、人気に火をつけたニコニコ動画での動画配信を筆頭に、楽曲配信やブログ、ツイッターを活用したネット時代のバンド・プロモーションのユニークさが評価され、2012年度の「優秀賞」10作品&制作者のうちの一つに選出。「人気がいつまで続くかわからないから、今のうちに解散した方がいいかも」とジョークを飛ばしつつ「これもスタッフとファンのおかげ」と喜びをあらわにする。
一方、各メンバーはいたって現実的で、歌広場淳、喜矢武豊、樽美酒研二は3人とも「これからはそれぞれの個人活動が大事」と受賞式の壇上でもバンドの一体感はほとんど強調しない構え。実際、メンバー個々の活動が最近は忙しさを増している。歌広場のプロデュースをはじめ、樽美酒は自身の人気ブログの書籍化第2弾「ベスト・オブ・オバマブログ2」を3月30日に発売予定で、「前作は7万部で印税が400万。今回は10万部で15億」とめちゃくちゃなソロバンをはじいている様子。喜矢武はフジテレビ系ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」に出演するも「でも出演時間7.7秒。ウサイン・ボルト並み」と振り返った。
そんな中、3人に「僕らは何もしてない。全部鬼龍院」とねぎらいの言葉を掛けられた鬼龍院翔だけは「この夢はいつ覚めるんだろう。明日誰もいなくなったりしたら。やっぱりライブがんばろう。サプライズ考えよう」と独り言のように発言。「でもこの受賞で秋元(康)さんに並んだ?」と最後は喜びの笑顔を見せていた。(取材/岸田智)
「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'12 / 第18回AMDアワード」(略称:AMD)の受賞者、受賞作は以下のとおり。
「大賞 / 総務大臣賞」:『おおかみこどもの雨と雪』(「おおかみこどもの雨と雪」制作委員会 / スタジオ地図)
「AMD理事長賞」:EPUB 3(国際電子出版フォーラム)
「功労賞」:国立国会図書館
「江並直美賞(新人賞)」:真鍋大度(株式会社ライゾマティクス)
「リージョナル賞」(地域に根ざしたコンテンツやサービスに対して):合志あぐっと!ねっと(「合志あぐっと!村」運営協議会・熊本県)