河西智美、恥ずかしい…がかっこいいに変化！一生懸命へのアツさ告白！

　海外ドラマ「リベンジ（シーズン2）」の吹き替えに挑戦したAKB48の河西智美が、自らの仕事に対する思いを熱く語った。

　無実の父親の仇を討つため、美貌、知能、財力を行使してターゲットに復讐を果たすヒロイン・エミリーの姿を描いた本作。河西は今回、エミリーのターゲットでもある宿敵ヴィクトリアの少女時代の声をあてた。アニメでの声優経験はあるものの、実写の日本語吹き替えは今回が初という河西は「演技が出来上がっているものに声を吹き込むのはすごく難しく、プレッシャーでした」と収録を振り返る。

　人気アイドルとして多忙な日々を送る河西だが、今回の吹き替え収録は、監督と役について時間をかけディスカッションを行った。「AKB48では時間のない中で結果を出さないといけなかったんですが、今回はじっくり取り組めたのがすごくうれしかった。時間をかけることで勉強にもなるし、自信にもつながる。またやりたいと思えるんですよ」と満足げな表情。

　AKB48からの卒業を発表後、今回の声優業も含め、ソロの仕事も増えてきたという河西。「いつもはAKB48がメインだったので、みんなでワイワイやりながら仕事をしていました。でもソロで仕事をするとなると責任感もありますし、仕事への向き合い方が真剣になったような気がします」とまっすぐなまなざしを見せる。

　自分の仕事、将来の夢について語る河西の口調は次第に熱くなっていく。「わたしも昔は一生懸命にやることが恥ずかしいと思っていました。でもAKB48に入ってみて、一生懸命やることってかっこいいなと思えて。自分が熱くなってみて初めて『わたし結構熱かったんだ』と気付いたんですよ」と笑う河西は、「一生懸命になるのっていいことだよって世の中に伝えたいんです。そういうのがもっと広がっていって、もっと熱い日本になったらいいなと思うんです」と決意を語った。（取材・文：壬生智裕）

海外ドラマ「リベンジ シーズン2」は完全無料のBSテレビ局・Dlifeにて、吹き替え版は毎週土曜日22時放送、字幕版は毎週金曜日23時放送（河西が吹き替えを担当する「第8話」は5月11日放送予定）