ABC順に「死」を描く!世界の気鋭監督が集結したオムニバスホラー公開決定!
世界中で活躍する気鋭の映画監督26人がアルファベット順に「死」をつづる、ホラーオムニバス映画『ABC・オブ・デス』が7月に日本公開されることが決定した。日本からも井口昇監督、山口雄大監督、西村喜廣監督が参加している。
同作は、世界15か国から選ばれたホラー監督26名が、与えられたアルファベット1文字を基に描いた「死」にまつわる5分間の短編を集めたオムニバス。昨年カナダの「トロント国際映画祭」でプレミア上映されると、そのユニークな内容がネットを中心に人気を集め、正式出品された「ゆうばり国際ファンタステック映画祭2013」でも立ち見が出る盛況ぶりを見せた。
日本からも、映画『片腕マシンガール』の井口昇監督ほか、山口雄大監督、西村喜廣監督が参戦。「F」を担当する井口監督は「日本の美少女達が世界を相手にアレを出しまくります!さあ、何が出まくるのか見てのお楽しみ!」と気になるコメント。トリを飾る「Z」担当の西村監督も「一番最後に一番危険な映像が待ち構えている」と自信をのぞかせている。
才能溢れる監督たちが、アルファベット1文字からどんな死に様を披露するのか楽しみな本作。日本人監督のほかにも、映画『ホーボー・ウィズ・ショットガン』のジェイソン・アイズナー監督や『ディヴァイド』のザヴィエ・ジャン監督、『0:34 レイジ 34 フン』のクリストファー・スミス監督、『心霊写真』のパークプム・ウォンプム監督など、新進気鋭の監督が集結。
また選抜されたホラー監督は実は25人で、残る26人目はコンテスト形式で選出された。アルファベットの「T」をお題にしたコンテストを通過したのは、牙をむくトイレ(Toilet)の恐怖をクレイアニメで描いた作品。まさに何でもアリの手法で描かれる、怒涛(どとう)の死の連鎖を劇場で堪能したい。(編集部・入倉功一)
映画『ABC・オブ・デス』は7月20日より新宿武蔵野館ほかにて全国順次レイトショー公開