ジブリの原点から『コクリコ坂から』まで 「ジブリの風景」第3弾発売決定!
スタジオジブリの出発点といえる「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」、そして最新作『コクリコ坂から』の舞台に迫るDVD&ブルーレイ「ジブリの風景~高畑勲・宮崎駿監督の出発点に出会う旅~」が、6月19日に発売されることが決定した。
スタジオジブリ設立前、1970年代に放映されたいくつかのテレビシリーズでタッグを組んできた高畑勲監督と宮崎駿監督。アニメーション映画を作る際、実在する場所で下見(ロケハン)をし、そこから物語の舞台を作り上げていくという手法は、スタジオジブリの出発点といえる「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」でも取り入れられていた。
今回発売される「ジブリの風景~高畑勲・宮崎駿監督の出発点に出会う旅~」では、国内外でモデルや報道リポーターとして活躍する知花くららが、「アルプスの少女ハイジ」の舞台、スイス・アルプスを訪問。チーズ作りを続ける人々の暮らしに触れ、山岳鉄道に乗って雄大な風景を眺めながら、高畑監督、宮崎監督の足取りをたどる。
また、「赤毛のアン」の舞台をたどる旅では、同作の美術監督を務め、44歳の若さで亡くなった故・井岡雅宏氏の作品づくりに、高畑監督のインタビューを交えて迫っていく。そして、『コクリコ坂から』の舞台をたどる旅では、作品の舞台となった1960年代の横浜の面影を残す洋館や港の見える丘公園、山下公園を知花が訪問。親子2世代にわたる青春の物語に思いを寄せ、父・宮崎駿監督から、息子・宮崎吾朗監督へ受け継がれた創作の秘密に迫る。
第1弾となったヨーロッパ編では、『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』の舞台に、第2弾となった日本編では、『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』の舞台に迫ってきた「ジブリの風景」シリーズ。第3弾「ジブリの風景~高畑勲・宮崎駿監督の出発点に出会う旅~」は、スタジオジブリの出発点から最新作まで継承されているアニメーション作りに触れることができる、さらに興味深い内容に仕上がっている。(編集部・島村幸恵)
DVD&ブルーレイ「ジブリの風景~高畑勲・宮崎駿監督の出発点に出会う旅~」は6月19日(水)発売&レンタル開始