ドアーズ、ジム・モリソンのドキュメンタリー映画が製作!
ドアーズのボーカル、ジム・モリソンを題材にしたドキュメンタリー映画『ビフォア・ジ・エンド:ジム・モリソン・カムズ・オブ・エイジ(原題) / Before the End: Jim Morrison Comes of Age』が製作されることがわかった。The Hollywood Reporterほか複数メディアで報じられた。
ドアーズのドキュメンタリー映画『ドアーズ/まぼろしの世界』場面写真
これは、ドキュメンタリーなどを中心に手掛けてきた製作会社Z-Machineが製作する予定の作品。ストーリーは、ドアーズのボーカルとして、ジム・モリソンがスターダムにのし上がっていく以前の過程を中心に描き、彼の家族や友人たちからのインタビュー、彼が製作したホームビデオ・写真などで構成された映画になるようだ。
ジム・モリソンは、1943年にアメリカの海軍の軍人で後に提督となった父親ジョージと母親クララのもとフロリダ州メルボルンで生まれた。そして1965年にUCLAでレイ・マンザレクと出会い、意気投合した彼らはバンドを組んだ。そして、マンザレクの兄リック、メディテーションセンターで出会ったジョン・デンスモアと共にデモ・レコードを作ったが、リックが辞め、その代わりにロビー・クリーガーが加入し、ザ・ドアーズが結成された。
その後彼らは、「ハートに火をつけて」「まぼろしの世界」「太陽を待ちながら」など次々にアルバムをヒットさせた。だが、1971年にパリのアパートのバスタブの中で心臓発作で27歳の若さで亡くなっている。
これまでジム・モリソンを描いた映画では、オリヴァー・ストーン監督、ヴァル・キルマー主演の映画『ドアーズ』があるが、今作のドキュメンタリーはジム・モリソンの親しい人物から話を聞き出すことで興味深い作品になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)