沖縄国際映画祭が開幕!初日から笑いの神が降臨!
23日、第5回沖縄国際映画祭が開幕し、レッドカーペット、オープニングセレモニー、特別招待作品である『ジャックと天空の巨人』のオープンエアスクリーンでの上映が行われた。
レッドカーペットにはジョエル・シューマカー監督、桃井かおり、デーモン閣下、クロード・ガニオン監督といったコンペティションの審査員をはじめ、各国からの関係者、ゲスト、芸人など多彩なメンバーが参加し、550人が登場。映画祭自体も初日動員が4万8,000人であった昨年に対し、今年は5万3,000人と5,000人上回り、快晴にも恵まれた好調な滑り出しとなった。
レッドカーペットでは夏を思わせる暑さに負けない熱狂的ファンの歓迎が印象的だったが、その中でも目を引いていたのが『ジャックと天空の巨人』軍団。ウエンツ瑛士、平愛梨、 ゴリ(ガレッジセール)、 山里亮太(南海キャンディーズ)、真栄田賢(スリムクラブ)、博多華丸(博多華丸・大吉)と大所帯での参加となり、ウエンツと平をのぞく四人は声優を務めた巨人の衣装をまとっての登場で、これが映画祭というお祭りにぴったりの楽しいムードを醸し出していた。
しかし山里は上映前の舞台あいさつで、「僕のことを呼び止める人がいないから、思いのほか早くゴールした。もっと呼び止めてほしかった」と悲しくレッドカーペットを回想。さらに「ウエンツくんが俺を呼んで、ウエンツくんのファンなのに俺と握手させられて(ファンの人が)悲しい顔をしていた」と自虐ネタを上乗せ。これだけでも会場は大笑いだったが、さらにこのあいさつが上空を飛ぶ飛行機の音と重なり、山里が映画祭初日から笑いの神を呼んでいた。
そのほか、レッドカーペットでは審査員の桃井がノリノリの様子でハイタッチに応じ、映画祭の企画である「桜坂映画大学」名誉学長・千葉真一が威厳たっぷりにレッドカーペットを闊歩。アメリカで活躍する俳優マシ・オカも、大きな歓声を受けていた(取材・文:長谷川亮)
第5回沖縄国際映画祭は3月23日から3月30日まで沖縄コンベンションセンターほかにて開催