山下達郎、17年ぶりNHKドラマ主題歌!クラシック界を舞台にした「第二楽章」
ミュージシャンの山下達郎が、4月よりスタートするドラマ10の新シリーズ「第二楽章」の主題歌として、新曲「コンポジション」を書き下ろすことが明らかになった。山下にとっては1996年のNHK連続テレビ小説「ひまわり」以来、17年ぶり3度目のNHKドラマへの楽曲提供となる。
同ドラマは、クラシック界を舞台に、羽田美智子、板谷由夏演じる二人の女性がぶつかりながらも成長していく姿、そして彼女たちの友情を描いた作品。ドラマについて「音楽家の成功と挫折のストーリーですので、同業者としては身につまされるものがあります」とコメントした山下は「言葉の介在しない音楽家の気持ちを表現すべく、“純粋さ”と“繊細さ”を最重点にした音楽賛歌のラブソングとなりました」と主題歌の裏側にある思いを明かしている。
制作統括を務める小松昌代はオファー理由を「女性の感じる世界が、山下達郎さんのどんな言葉で、どんなメロディーで包まれるのか、どうしてもそれを聴いてみたかったのです」と説明すると、完成した主題歌「コンポジション」については「まるで花束をもらったような気持ちになりました」と絶賛。「いろんなことを経験した大人たちのこれからの物語です。その少し先の未来に花束を添えられたような。色んなことを知った先の微笑を見たようで、涙がこぼれました」と初めて聴いたときのことを振り返った。
同作は、かつて親友だった二人の女性バイオリニストが17年ぶりに再会したことから起こる心の揺れを描いた作品。オーケストラのコンサートマスターになった白瀬茉莉を羽田が、妊娠を機に引退した遠藤奈津美を板谷が、そしてその夫を谷原章介が演じている。(編集部・福田麗)
ドラマ10「第二楽章」は4月16日よりNHK総合にてスタート 毎週火曜日午後10時~10時48分(連続9回)