関ジャニ錦戸亮『県庁おもてなし課』でアニメに!「ドラえもん」寺本幸代が監督!
人気作家・有川浩の同名小説を映画化した『県庁おもてなし課』(5月11日公開)にアニメーションパートが存在し、『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』が大ヒット中の寺本幸代監督が、同アニメーションを手掛けていることがわかった。
実在する高知県庁・観光部「おもてなし課」を舞台に、悪戦苦闘しながらも高知県のPRに奔走する人たちの姿を描く本作。『ちょんまげぷりん』(2010年)以来、3年ぶりに映画単独主演を務める関ジャニ∞・錦戸亮が、やる気が空回りしてしまう若き県職員・掛水史貴を、同課の起爆剤となるアルバイト・明神多紀を初共演の堀北真希が熱演。掛水と多紀のラブ・ストーリーも大きな見どころの一つとなっている。
そんな同作に40秒程度のアニメーションパートが挿入されている。2007年の『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~』で監督デビューした寺本が手掛けたアニメーションで、掛水(錦戸)が多紀(堀北)と一緒にパラグライダーに乗り、自然いっぱいの高知を見下ろしながら観光立国となった高知県に思いをはせるシーンだ。
本作をリアルとファンタジーが混在する映画だと語るのは、メガホンを取った三宅喜重。アニメは「主人公が自分のふるさとに自信を持ち始め、いろいろな夢・妄想を膨らませていく様子をファンタジックに表現するため」に使用したといい、仕上がりには大満足の様子。
一方、「三宅監督のご要望では、実写に近づけるようなタッチではなく、より絵的な、イメージ的な映像にしたいとのことでしたので、キャラクターも背景もあまりリアルにならないよう心がけました」と寺本。高知県の各名所を調査した上で完成させたアニメーションは、“ふるさと愛”にあふれた映像となっている。(編集部・小松芙未)
映画『県庁おもてなし課』は5月11日より全国公開