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剛力彩芽、水嶋ヒロ俳優復帰作『黒執事』で男装の女主人に!

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剛力彩芽、男装役に初挑戦!
剛力彩芽、男装役に初挑戦! - (C) 2014 枢やな/スクウェアエニックス (C) 2014 映画「黒執事」製作委員会

 剛力彩芽が、水嶋ヒロの俳優復帰作となる『黒執事』で、水嶋演じる執事セバスチャン・ミカエリスの男装の女主人・幻蜂汐璃役を務めることが発表された。原作のセバスチャンの主人は、イギリスの名門貴族ファントムハイヴ家の12歳の若き当主、シエル・ファントムハイヴ。今回の映画化では、舞台、時代設定を一新し、新たなストーリーが構築されることが明らかになった。

 原作の19世紀イギリスから2020年西洋と東洋の文化が入り乱れたアジアの都市に舞台を移すという映画版『黒執事』。剛力が演じるのは、男装して清玄(きよはる)と名乗り、巨大企業ファントム社を経営しながら「女王の番犬」として闇社会での難事件を解決していくという役どころ。原作のシエルのキャラクターを継承したオリジナルキャラクターだ。

 今回の設定変更について、剛力は「原作と内容が違う分、たくさんの意見があるかもしれませんが、実写化することでより人間の感情というモノを出していけたらと思います」と原作ファンの心情を察しつつ、決意のコメントを寄せている。

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 プロデューサーを務める松橋真三は、「そのままのアプローチでは実写映画化はできない」との思いから舞台、時代設定の一新を決めたことを明かし、「設定を考えたときに最初に思い浮かんだのが剛力彩芽でした。強い瞳を持ち、少年のようなショートヘアが印象的な彼女が、まさに運命を背負い、男装して生きるという倒錯した世界で生きる姿を描くことで、より一層原作の持つエッセンスを強めることができるのではないかと自信を持っています」と剛力に期待を寄せている。

 剛力が語ったとおり、原作ファンの間では賛否両論を呼び起こしそうな今回の設定変更だが、原作者・枢やなは、「爽やかなイメージのある彼女が『黒執事』に出演して下さるというお話を伺った時、とても驚きました。さらに剛力さんが演じるオリジナルキャラクターは男装の麗人だとか。なんという耽美設定! 個人的に非常に萌えます! 完成の日を口開けてお待ちしています」と原作と異なる設定を奨励している。

 『黒執事』は、全世界累計発行部数1,500万部突破の人気コミックを実写映画化する作品。松橋プロデューサーが「水嶋さんがやらないのなら映画化しない」という強い思いで実に1年半をかけ水嶋を口説き落とし、3年ぶりの俳優復帰を実現させた。日本国内で4月に撮影を始め、2014年新春の公開を予定している。(編集部・島村幸恵)

映画『黒執事』は2014年新春公開予定

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