ELTがアニメの声優に初挑戦!キャラはゆるいけど、声は張り上げなきゃいけなくてもう大変!!
『映画はなかっぱ 花さけ!パッカ~ん♪蝶の国の大冒険』の主題歌を担当し、さらに劇中で声優にも初挑戦したEvery Little Thingの持田香織と伊藤一朗が、楽曲に込めた思いや「冷や汗ものだった」というアフレコ体験について語った。
映画『映画はなかっぱ 花さけ!パッカ~ん♪蝶の国の大冒険』ギャラリー
持田と伊藤が今回チャレンジしたのは、主人公はなかっぱが訪れた蝶の国の門番“もっちー”と“いっくん”の吹き替え。本人たちに顔がそっくりな、映画オリジナルのキャラクターだ。初めてのアフレコ体験について、「あんなに声を張り上げなきゃいけないなんて思ってもいなかったので、緊張して汗もかいちゃって本当に大変でした」と持田が苦笑しながら答えると、伊藤も「役はゆるキャラなんだけど、実際に声を入れるときはゆるいどころか強さが必要なんですね」と振り返る。二人とも、本作で声優という仕事の難しさを痛感したようだ。
また、映画の主題歌「Lien」の作詞を担当した持田は、「“ありがとう”というキーワードをいただいていたので、聴いてくださった方に自分の大切な人をイメージしてもらえるといいなと思いながら詞を書いたんですけど、映画がお母さんと子どもの絆を描いていることもあって、自然に母の顔が浮かんできたんです」と歌詞に母親への思いを込めたことを打ち明ける。そして、「映画を観た後も母への感謝の思いが募り、電話をしたくなっちゃいました」と素直な気持ちを語った。
現在、CMやバラエティー番組でも活躍中のELT。お笑い番組のゲスト出演でコントに挑んだこともある伊藤は、「現場で真剣勝負をされているお笑い芸人さんたちから学んだことも多い。ライブのMCでお客さんを盛り上げるときの参考にさせてもらっています」と、お笑い番組の出演経験がELTの活動にも生かされていることを告白。すると持田も、「CMで上戸彩さんとご一緒したとき、オフと本番との表情の変化が素晴らしかった。わたしもライブでは豹変(ひょうへん)するとよく言われますが(笑)、CMもライブも皆で何かを作るという意味では一緒なんですよね」と続け、活動のフィールドが広がることを楽しんでいる様子。CM出演からアニメ声優まで、さまざまな挑戦でパワーアップしていくELTから、今後も目が離せない。(取材・文:斉藤由紀子)
『映画はなかっぱ 花さけ!パッカ~ん♪蝶の国の大冒険』は4月12日より全国公開