映画「ドラゴンボールZ」V2で興収15億円突破!トップ3をアニメ作品が占める!
映画週末興行成績
今週の国内動員ランキングは、先週首位スタートの映画『DRAGON BALL Z 神と神』が2週連続で1位を獲得した。9日間の累計動員は148万8,518人、累計興収17億7,295万5,800円で興収15億円を突破。先週が春休み中だったことでファミリー層が平日に多数来場したほか、往年のシリーズファンに加え、10代から20代前半の女性客も劇場に訪れているといい、ゴールデンウイークに向けたさらなる動員増加が見込まれている。
2位は『シュガー・ラッシュ』。公開3週目の土日の動員は約21万2,000万人、興収は約2億7,900万円、累計動員は約181万人、累計興収は約21億7,600万円と早くも興収20億円を突破している。口コミで作品への好評価も広がっているといい、さらなる好成績が期待できそうだ。
公開5週目の『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』は3位。累計動員は330万8,785人、累計興収は35億8,922万1,400円を記録した。公開30日間で動員300万人、興収35億円を突破しており、新シリーズ最高記録だった前作『映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~』(最終興収36億2,000万円)超えにリーチをかけた。
4位の『プラチナデータ』は累計動員169万4,808人、累計興収は20億7,221万2,050円となり、公開23日間で動員150万人、興収20億円を突破した。『相棒シリーズ X DAY』は5位。『映画 プリキュアオールスターズ New Stage2 こころのともだち』は6位。『オズ はじまりの戦い』は7位。『ジャックと天空の巨人』は8位。公開4週目の『ひまわりと子犬の7日間』は9位となった。
9位まで先週から順位に変動がなかったベストテンにおいて、『ボクたちの交換日記』は11位から10位と唯一ランクを上げた。また公開6週目の『ジャンゴ 繋がれざる者』が先週20位から11位にジャンプアップ。春休みのファミリー向け映画の公開が一段落し、大人向けの作品を上映したいという地方館からのオファーを受け、4月6日から全国76スクリーンでの追加上映が決定。そのことも好結果につながったようだ。
今週末は『舟を編む』『ライジング・ドラゴン』『映画はなかっぱ 花さけ!パッカ~ん♪蝶の国の大冒険』『コズモポリス』『プッシャー』『天使の分け前』『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』『ガレキとラジオ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)