「金よ出てこい、さっさと!」ヨン・ジョンフン、ハン・ジヘの取りつかれたような一人二役の演技を絶賛<韓国JPICTURES>
[韓国 5日 JPICTURES]ヨン・ジョンフンがハン・ジヘの一人二役の演技を絶賛した。
ハン・ジヘはソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島(ヨイド)の63ビル別館 ジュニファールームで開かれたMBC新週末ドラマ「金よ出てこい、さっさと!」製作発表会で「デビュー後初めて一人二役を引き受けた」と話した。劇中でハン・ジヘは、宝石デザイナーが夢である路上の安物アクセサリー商売人であるチョン・モンヒを演じる。
これについてハン・ジヘは「雑誌の撮影を通じて堂々と強烈なメイクとコンセプトでの姿をたくさんお見せしてきたがドラマを通じては初めてだ。劇中でのもう一人のキャラクターであるユナは非常に傲慢(ごうまん)な人物だ。メイクとヘアスタイル、衣装などビジュアル面で気を付けた」と説明した。
加えて「このドラマをわたしが必ずやりこなすという強い意志を持って撮影に臨んだ。役柄が二つあるので他の人より多くの努力をした。全く違う2人の人物を表現するために日夜悩んだし、周辺の人々にもアドバイスを求めた。ドラマにキャスティングされた後はほとんど寝る間がないほどとても努力している。結果がうまく出ればとても幸せなので良い結果のために最善を尽くしている」と話した。
イ・ヒョンソンPDは「ハン・ジヘと初めて作品をすることになったがうまく意気投合した。まるで2か月くらい一緒に呼吸を合わせたようにうまく合った。ハン・ジヘがユナとして演じるとき『何かが取りついたのか? 本当にハン・ジヘなのか?』と思うくらいに驚いたし、ユナというキャラクターについての僕の考えとよく合った。ハン・ジヘがユナとして変身するときは本当に僕も恐ろしいほどだった。キャラクターをよく表現しているようだ」と褒めた。
ヨン・ジョンフンはハン・ジヘに対して「本当に情熱的な俳優だ。ハン・ジヘの台本を見れば驚く。とても多くのことをメモしていた。本当に監督のお話のように取りつかれた演技を見せてくれた。演技への意識がとても高い俳優だと思う。衣装にも多くの気を使う。自費で衣装をたくさん購入していた」と明らかにした。また「ハン・ジヘが今回の役に渾身(こんしん)の力を尽くしているようで、横で助けるために努力している」と付け加えた。
「せがれたち」の後続として放送されるMBC週末ドラマ第50作目「金よ出てこい、さっさと!」は上流層を熱望しながら生きていく中流層の見栄と実情を風刺的に描くヒューマンドラマだ。4月6日に韓国で初放送される。(Jpictures Syndicate)