監督撮影初日降板のナタリー・ポートマンの新作で、ようやく主要キャストが決定!
監督が撮影初日に降板したナタリー・ポートマン主演の新作『ジェーン・ガット・ア・ガン(原題) / Jane Got a Gun』で、ナタリーの夫役にノア・エメリッヒの出演が決定し、ようやく主要キャストが選考されたことがDeadlineで報じられた。
ナタリー・ポートマン出演作『マイティ・ソー』フォトギャラリー
本作は、映画『ペネロピ』で製作を務めたスコット・スタインドーフの製作会社スコット・ピクチャーズが企画している作品で、映画『少年は残酷な弓を射る』で注目を浴びたリン・ラムジー監督が当初メガホンを取る予定だったが、ニューメキシコ州サンタフェでの撮影初日に彼女がセットに現れず、いきなり降板。理由はマイケル・ファスベンダーの降板と、ファイナルカットの権限が問題だったとうわさされているが、今のところリン・ラムジー監督はその理由を明らかにしていない。そして、同監督とのタッグを期待していたジュード・ロウも降板していたため、大きな問題に発展していた。
そのストーリーは、銃弾を受けギャングから逃れてきた夫の身を守るために、妻ジェーンが昔の恋人に助けを求めるという西部劇。主役ジェーンをナタリー、夫フィッチャムを当初ロドリゴ・サントロが演じる予定だったが、様々な問題でどうやらノア・エメリッヒが演じることになったようだ。さらに、昔の恋人役にジョエル・エドガートン、ギャング役ブラッドリー・クーパーが決定している。
すでに撮影中の今作は、映画『プライド&グローリー』のギャヴィン・オコナー監督がリン・ラムジー監督の代わりにメガホンを取っていて、夫役のノア・エメリッヒはこれから撮影に入るようだ。
トラブル続きだった本作で、主演だけでなくプロデューサーも務めるナタリー・ポートマンは、ようやく胸を撫で下ろせそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)