似てる?似てない?ザ・ニュースペーパー安倍シンゾウ、シュワちゃんと緊急会談!
16日、アーノルド・シュワルツェネッガー主演映画『ラストスタンド』の公開を記念し、コント集団ザ・ニュースペーパーの松下アキラと福本ヒデが、シュワルツェネッガーと安倍内閣総理大臣(安倍シンゾウ)にふんして緊急超豪華会談するイベントが行われた。
この日、アヴェ・マリアの曲に乗って、福本ふんする安倍シンゾウが登場。「皆さん、おかげさまで、アベノミクス絶好調ですよ! わたしが総理になった途端、株価がポーンと上がりました! わたしはまだ、何もやっていなかったんですが。TPPが何の略かわかっていますか? 『田んぼ・ピンチ・ピンチ』です」などとテンポよくジョークを飛ばした後、「今の高い支持率も、いつかは落ちます。その日が来ると思うとこわい……」と不安を吐露。
すると、シュワルツェネッガーにふんした松下が「ハロー、ジャパン!」とさっそうと現れ、現在の安倍晋三首相の高い支持率を支える経済政策「アベノミクス」にちなんで、真のリーダーシップに必要な「シュワノミクス」を、映画のヒーロー像と絡めながら福本にレクチャーした。トーク中、松下はなぜか、かつてものまねをしていた小泉純一郎元総理になって「いやあ、『ラストスタンド』面白いよ~、感動した!」とコメントするなど脱線しまくりの爆笑トークを繰り広げて会場を盛り上げた。
その後松下は、自身がシュワルツェネッガーの大ファンで、本人に影響されて肉体を鍛えていたことを明かし、誰も頼んでいないにもかかわらず上半身裸になってその肉体美を自慢げに披露する場面も。そして最後にはまたシュワちゃんになりきって「わたしは親日家。日本に協力するために、日本アーノル党を立ち上げます!」と宣言し、内閣発足風の画で写真撮影を行い締めくくった。
『ラストスタンド』はカリフォルニア州知事を退任したアーノルド・シュワルツェネッガーが、10年ぶりの単独主演を果たしたアクション大作。心に傷を抱える元敏腕ロス市警の保安官オーウェンズ(シュワルツェネッガー)が、最新鋭の車を操り時速300キロを超えるスピードで逃走する凶悪犯罪者を確保するため、仲間と共に最後の砦(ラストスタンド)となって戦いを繰り広げる。(古河優)
映画『ラストスタンド』は4月27日より全国公開