「ガッチャマン」33年ぶり新作テレビアニメ、7月スタート!東京・立川を舞台にリニューアル!
1972年に放送開始されたアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」シリーズの完全新作「GATCHAMAN CROWDS」が7月より日本テレビ系列深夜アニメ枠にて放送されることが明らかになった。「ガッチャマン」のテレビアニメは1980年まで放送された「科学忍者隊ガッチャマン F(ファイター)」以来、33年ぶりの新作となる。
「GATCHAMAN CROWDS」の舞台となるのは2015年の東京都立川市。従来のシリーズからはメインキャラクターや設定を一新し、高校2年生の少女・一ノ瀬はじめを主人公に、異星人犯罪者たちや謎の存在「MESS」との戦いを描く。本作中での「ガッチャマン」は特殊な強化スーツを装着して戦う戦士の総称であり、地球の「ガッチャマン」は評議会から派遣された宇宙人と、潜在能力を見込まれてスカウトされた地球人たちで構成されているという設定だ。
監督を務めるのは、「つり球」「空中ブランコ」の中村健治。本作のテーマについて中村監督は「インターネットによる心の可視化」「世界が細分化されたことによる絶対的なリーダーの不在」だと説明。「この2つの事象は偶然なのでしょうか? 可視化された僕らの心は、何か良い事にも使えるのではないでしょうか? その事を考え、『GATCHAMAN CROWDS』という作品を描きたいと思います」とメッセージを寄せている。
シリーズ構成・脚本では「つり球」でも中村監督とタッグを組んだ大野敏哉、キャラクター原案ではキナコ、アニメーションキャラクターデザインでは高橋裕一、メインスーツデザインでは「獣装機攻ダンクーガ ノヴァ」などの中北晃二が参加している。アニメーション制作はタツノコプロが務める。
2013年は、夏に実写映画『ガッチャマン』も公開される「ガッチャマン」イヤー。完全新作としてよみがえる本作がどんな「ガッチャマン」を描くのか、期待大だ。(編集部・福田麗)
「GATCHAMAN CROWDS」は7月より日本テレビ系列深夜アニメ枠にて放送 全12話