三國連太郎さん、死去 享年90歳
映画『飢餓海峡』や『釣りバカ日誌』シリーズなどで知られる俳優の三國連太郎さんが死去したことが15日、わかった。享年90歳。
三國さんは、木下恵介監督の『善魔』で1951年にデビュー。この作品での役名「三國連太郎」をそのまま芸名とした。その後は『ビルマの竪琴』『飢餓海峡』『野性の証明』『復讐するは我にあり』など数々の作品に出演、日本映画界になくてはならない存在に。スーさんこと鈴木一之助にふんした『釣りバカ日誌』は、1988年から2009年まで全22作が作られる人気シリーズになった。
息子は俳優の佐藤浩市。原田芳雄さんの遺作となった2011年の『大鹿村騒動記』などで共演したこともある。(編集部・市川遥)