チェーンソーを振り回して40年!『飛びだす 悪魔のいけにえ』ポスターが公開!
トビー・フーパー監督によるホラー映画の金字塔の続編にしてシリーズ初の3D作品、映画『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』のポスタービジュアルが公開された。使われているのは、日本国内のプロモーションにおいて初めてレザーフェイスの顔を正面からとらえたという貴重な写真だ。
「チェーンソーを振り回して40年!」というキャッチコピーが躍る中、ホラー映画キャラクターのアイコンとして知られるレザーフェイスが振り回しているのは、もちろんチェーンソー。それもシリーズ初の3D作品であることにちなみ、今にも飛び出しそうなアングルになっているという凝りようだ。ポスターだけでなく、3D効果は作中でも存分に発揮されており、これまでにない恐怖を味わえることは必至だ。
また、本作はオリジナル作品のラストシーンのわずか1時間後の場面から幕開ける、正真正銘の続編でもある。オリジナルにオマージュをささげたシーンも多く、映倫の審査でも18歳未満は鑑賞不可というR18+指定を受けたいわく付きの作品。マイケル・ベイが製作を務めたリメイク『テキサス・チェーンソー』はR-15(現在のR15+に相当)指定であり、いかに本作がより純粋なホラー作品としての原点に立ち戻っているかがうかがえる。
実在の殺人鬼エド・ゲインの事件にインスパイアされたともいわれているオリジナルの公開から約40年。今やホラー映画はかつてのように一部のマニアが愛好するものではなく、作品によってはデートムービーになるようなものも増えてきた。だが、そんな現在だからこそ、本作は改めてカルトムービーとしてのホラー映画を目指した。
3Dという新たな武器を手に入れた『悪魔のいけにえ』、そしてレザーフェイスが観客をどのように恐怖のどん底に突き落とすのか。恐ろしいながらもホラーファンならばワクワクすること間違いなしの一本となっている。(編集部・福田麗)
映画『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』は7月13日よりTOHOシネマズ日劇(サマーナイトロードショー)ほか全国公開