実写映画版「魔女の宅急便」ヒロイン小芝風花、みなさんが想像する「キキ」とは違う…と展望明かす
角野栄子著の児童書「魔女の宅急便」が『呪怨』の清水崇監督によって初めて実写映画化されるとの発表を受け、ヒロイン・キキを演じる小芝風花が、24日付のオフィシャルブログに3ページにわたる直筆メッセージを掲載している。
小芝は「今日は重大発表があります」と切り出すと「角野栄子さん作の『魔女の宅急便』が実写化し、しかも私が『キキ』役を務めさせて頂くのです」とファンに報告。デビューして1年半がたつ16歳の小芝は、さまざまなオーディションを経てようやく主演という大役をつかむことができたといい、喜びは並大抵ではない様子。「『合格したよ』って聞いたとき、頭がまっ白になりました。うれしくてたくさん泣きました」と当時を振り返っている。
「でもたくさん不安もありました」とジブリでもアニメ映画化され、国民的なヒロインとなったキキを演じる心境も吐露したが、「今回務めさせて頂く『キキ』は、みなさんが想像する『キキ』とは違うと思います。原作 角野さんが描かれた「魔女の宅急便」を私なりに演じていきたいと思います」と小芝なりのキキを目指していくようだ。それでも「『魔女の宅急便』作品を愛する多くの方々の思いを大事にして」と原作ファンへの配慮も忘れない。
小芝は「『キキ』が親元を離れて一人前の魔女になるために成長していくように、私自身も『キキ』という役を通して、『キキ』と向き合い成長していきたいです」と意気込んでいる。公開は2014年春の予定だ。(朝倉健人)