『アイアンマン』パワードスーツ開発の裏側!最新作では驚きの“マーク42”が登場!
現在公開中の人気シリーズ最新作の映画『アイアンマン3』特別映像が公開され、同作に登場するパワードスーツ開発の裏側が明らかになった。本作のシェーン・ブラック監督が「アイデアが浮かぶたび増えていった」と述懐する通り、前作にあたる『アベンジャーズ』では「マーク7」だったスーツは、本作では「マーク42」にバージョンアップ。それらが一堂に会するシーンは本作のクライマックスとなっている。
本作は『アベンジャーズ』の戦いを経たことで抱えることになったトニー・スターク=アイアンマンのヒーローとしての苦悩が大きなテーマの一つ。そして、トニーはそれを払拭するために一心不乱にスーツを開発するようになるのだ。その数、実に42体。それも遠隔操作スーツや爆弾処置装置など、現代テクノロジーの粋を極めたばかりのものだ。
そうしたパワードスーツを映画のために開発したのは、制作監修を務めるリンジー・マクゴワン。『アベンジャーズ』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』といったハリウッド大作の特殊効果を担当してきた一人であり、パワードスーツをめぐっては、ブラック監督と思いついたアイデアを一つ一つ、形にしていったという。
そして完成したのが、本作でトニーが装着する「マーク42」。パーツごとに呼んで装着することができる皮下装置が備わっており、観ているだけでワクワクするような装着シーンを実現した。映像中では本作の見どころとなっている、装着シーンを含む序盤のアクションシーンを紹介している。
映画『アイアンマン3』は、『アベンジャーズ』の1年後が舞台。合衆国政府が、国家の運命をヒーローという個人の力に委ねることを懸念し始めた折、謎のテロリスト・マンダリンの攻撃によりすべてを失ってしまったアイアンマン(トニー・スターク)が最後の戦いに挑む姿を描く。(編集部・福田麗)
映画『アイアンマン3』は公開中